ブラックジャック スプリット 意味
スプリットは日本語で「分ける」という意味で、ブラックジャックにおいてもその意味の通り使われます。
スプリットを使うことで2枚の手持ちハンドを1枚に分け、実質二人~複数の自分がゲームに参加する状態になります。
ブラックジャック スプリット ルール・条件
スプリットを行えるのは手持ちハンドが同じ数字である事が条件です。
例えばディールされたハンドが「A」「A」だったり「8」「8」の場合に使うことができます。
2枚の手持ちカードを1枚ずつスプリットした後は、ディーラーから両方にもう一枚ずつカードが配られ、それぞれ別ハンドとして扱われます。
ブラックジャック aa スプリット
スプリットして一枚ずつカードが配られた後のハンドはそれぞれ、ヒットやスタンド、ダブルダウンといった追加アクションの実行が可能です。
ただし、「A」「A」をスプリットした場合のみ、カードを一枚配られた後は強制的にスタンド状態となり、他のアクションを行うことができなくなります。
また、「A」「A」をスプリットした後に手持ちハンド合計が「21」になったとしても、ブラックジャックにはならず「21」としてカウントされます。
リスプリット
スプリットしたハンドが同じ数字で揃った場合もスプリットが可能です。このように回数を重ねて行うスプリットの事を「リスプリット」と呼びます。
リスプリットは多額金が動く可能性を高めるアクションのためか、遊ぶテーブルやランドカジノ全体、オンラインカジノのソフトウェアによってできない場合もあります。
リスプリットはブラックジャックで大勝ちするのに欠かせないアクションであるため、ルールをしっかり確認してからテーブルに参加しましょう。
スプリットの掛け金額
スプリットを行う場合は最初のベット額と同額を掛け金とします。
例えば最初20ドルベットの場合、更に20ドルを追加することでスプリットできます。
リスプリットの掛け金も同じです。
スプリットの配当額
スプリットの配当額は、各ハンド個別でブラックジャックのルールに基づいて支払われます。
例えば一方のハンドが負けてベット額を回収されても、もう一方で勝てばそのハンド内容分の勝利配当が貰えます。
ブラックジャックのスプリットのやり方
ブラックジャックのアクションの意思表示には、基本的にハンドシグナルを用います。
オンラインカジノの場合はボタン一つで選択可能ですが、ランドカジノの際はスプリットを表すジェスチャーの仕方を覚えましょう。
ブラックジャック スプリット ジェスチャー
ランドカジノでスプリットを行う際は、同額のベットを賭けた後、手の甲を上にピースサインをしてディーラーに向けて意思表示します。
ブラックジャック スプリット メリット
1回のゲームで自分の分身となるハンドを複数置くことができるスプリットは、大きな勝利配当をゲットできる可能性を高めてくれる魅力的なアクションです。ではスプリットを使う事のメリットは何なのか?
それは勝てる可能性のあるハンドを増やすことにあります。
ブラックジャック スプリット タイミング
スプリットが配当を増やすうえでとても重要なアクションであることはお判りいただけたでしょう。では、どのようなタイミングでスプリットを使うべきなのかを考えていきます。
ブラックジャック スプリット 8
「8」ペアが表す「16」という数字は、ディーラー、プレイヤーともに次ヒットでバーストしやすい値として知られています(バースト確率は60%と云われています)。
そのため、「8」ペアをスプリットするのは良い判断です。
次ヒットで「17」以上になる確率を持つハンドが増えれば、勝率も上がります。
ブラックジャック スプリット エース
「A」ペアは「2」か「12」というとても小さい数字なので、普通に使っても勝率が低いです。であれば、スプリットして2つのソフトハンドで勝率を高める方が有利です。
たしかに、「A」「A」のスプリットは「21」になってもブラックジャック(ナチュラル)にはならない事、スプリット以降はスタンド状態になる等の不利な面もあります。
しかし、ディーラーのハンドを”バースト確率が高い「16」以下”と予想しても、”ディーラーが強制的にスタンドする「17」以上”と仮定しても、勝率を高める上では高確率で優位に働くため、「A」「A」のスプリットは良い判断といえます。
ブラックジャック スプリット 10
「10」「10」の場合、無難に「20」で勝負するべし。
「10」ペアを分けても後のヒットで「A」がでる可能性は低く、微妙なハンド合計値で負けるか、ディーラーのバースト任せのどちらかになる可能性が高いです。
であれば、「20」で堅実に勝つ方を選ぶ方が賢明です。
スプリットをダブルダウンして倍額配当を狙おう
スプリットの出すタイミングが分かったところで、次はその後に使いたいダブルダウンについて触れます。
スプリットやリスプリットは前述した「A」「A」など、条件によっては他のアクションを使えなくなるものの、増やしたハンドは基本的にブラックジャックで適用されているすべてのアクションを使うことができます。
そこで一緒に使いたいのがダブルダウン。
ダブルダウンを使えば配当が10倍以上になる可能性も。
ハンドを分れば分けるほど、その数だけダブルダウンを使用することができるのが、スプリットやリスプリットを使う最大のメリットといえます。
スプリットとダブルダウン両方を有効に使えるタイミングを理解するかしないかで、あなたが今後ブラックジャックで得られる配当額に大きな差が生まれるでしょう。
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