海外運営のオンラインカジノは、運営するための審査や承認後の監視なども含めて、多くの日本人が持つギャンブルのイメージよりも、遥かに厳しい管理体制で運営されています。
また、真っ当なカジノであれば、マネーロンダリングを防止する為の策は徹底されており、プレイヤーの本人確認が承認されない限り、資金移動できないケースが殆どです。
しかし近年、様々な決済方法が追加されたことにより、入金・ベット・出金すべての工程が、本人確認書類の提出なしで行えるオンラインカジノが一部存在しています。
プレイヤーの中には、諸事情で本人確認書類を揃えることが出来ない方もいるでしょうから、それに対応できるオンカジがあれば、成るべく優先して利用したいトコロですよね。
そこで本記事では、本人確認(KYC)不要で入金・出金できるオンラインカジノの最新情報をお伝えします。
本人確認(KYC)が一切不要のオンラインカジノ
エルドアカジノ ライト版
エルドアカジノが2021年9月から開始した「ELDOAH LIGHT(ライト版)」は、法定通貨の入出金でも本人確認書類の提出を一切必要としない新サービスです。
その代わり、銀行振込とビットコイン以外の入出金方法が使えず、出金は月に100万円まで。また、VIP昇格なし・各プロモーションの参加権限なし等の制限があります。
ライト版への登録に難しい手順はなく、エルドアカジノのアカウント作成時に「フル版」か「ライト版」を選択するだけです。
補足:途中でフル版に切り替えも可能
ライト版では上述の通り、各プロモーションが参加できないほか、いくら賭けてもエルドアのVIPクラスが昇格されません。
VIP昇格がないという事は、VIPクラスによって上昇するリベート率やキャッシュバックを受けることが出来ないため、リベートの高いオンラインカジノでのプレイ経験がある場合は、徐々にストレスになってくるかも知れません。
こういった途中の心境変化にもエルドアは対応しており、ライト版アカウントで登録していても、後からフル版用のアカウントに変更できます。その際は本人確認書類が必要となります。
k8カジノ
K8カジノは、仮想通貨を専門としたビットコインカジノです(法定通貨入出金、銀行送金対応)。
ステークカジノ同様に、本人確認なしで入出金が可能ですが、法定通貨で大きい金額を動かす場合には、4段階あるKYC認証レベルの3まではクリアしたいところです(仮想通貨は関係なし)。
ステークカジノ
ステークカジノはカジノ・スポーツブック・クリプトゲームが遊べる仮想通貨専用のオンラインカジノです。
運営開始当初の2017年からしばらくの間、外国語表記のページのみで遊びにくい面がありましたが、現在は日本語専用ページとサポートを用意しており、国内プレイヤーにも馴染みやすいカジノになっています。
ステークカジノで取り扱う通貨は仮想通貨のみですが、MasterCard、Apple Pay、Google Payで仮想通貨を購入することも可能。また、プレイヤーのアカウント間で通貨を受け渡しできるチップ機能もあります。
アカウント内の残高は金庫・ウォレット内に保管され、外部の取引所に仮想通貨を出金する際出金上限は無く、本人確認も不要です。
ワンダーカジノ 簡易版(EASYプラン)
高速出金スピードとトップクラスのリベート率がウリのワンダーカジノが、2021年12月9日より本人確認書類を必要としない簡易版(EASYプラン)の登録受付を開始しました。
簡易版(EASYプラン)登録は、アカウント名・メールアドレス・パスワードの3点登録のみで、通常アカウント同様に3,000種類以上のカジノゲームを遊べます。
また、銀行振込、暗号通貨での入出金の際にKYCの提出は不要です。
ただし、出金上限額が月に1万ドル(約100万円)までとなっているので注意が必要です。
簡易版(EASYプラン)登録では、VIPプログラムやボーナスプロモーションの参加が一切できませんが、途中で通常アカウントへの切り替えも可能です。
ユースカジノ 簡易版(EASYプラン)
ユースカジノでも本人確認不要の簡易型(EASYプラン)登録が2021年12月23日(金)から始まりました。
今後は、登録時に『NORMAL』及び『EASY』のいずれかを選ぶ事になります(EASYが本人確認不要の簡易型登録です)。
簡易型登録ではVIPプログラム・リベートボーナスや各種プロモーションの参加はできませんが、後から『NOMAL』アカウントに切り替えることも可能。
入出金は銀行振込・仮想通貨で行います。法定通貨も対応。
エルドア・アイオー / ELDOAH.io
『エルドア・アイオー(ELDOAH.io)』は、完全な仮想通貨サイトとして2023年3月にプレオープンしました。
仮想通貨のままベットでき、現時点ではBTC、ETH、LTC、DOGE、USDTの5銘柄に対応しています。
今後、仮想通貨の対応銘柄の増加や、法定通貨による入出金も追加される可能性がありますが、仮想通貨の場合はKYC申請不要で勝利金の出金が可能です。
なお、利用する通貨はアカウント作成時に選択しますが、対応通貨であればどの仮想通貨でも入出金できます(ウォレット選択)。
トラストダイス
トラストダイスは仮想通貨のフォーセット(蛇口)サイトとしても活動している珍しいオンラインカジノです。
サイト内のフォーセットはBTC、ETH、USDT、USDCのほか、自社発行のTXT(TRUST)があり、一定時間毎にこれらの仮想通貨を回数制限なしで受け取ることが出来ます。
トラストダイスで獲得した仮想通貨は、本人確認の必要なく出金可能。上限額に定めがないことから、KYC不要で出金上限額の無い数少ないオンラインカジノです。
ウルフベット
「ウルフベット(Wolf.bet)」は、ビットコインカジノとして海外で定評の高いオンラインカジノのひとつ。入出金は仮想通貨のみ対応。
ザンネンながら日本語サポートには対応しておらず、日本語専用のページはありませんが、本人確認不要、出金上限なしの条件を満たしています。
言語の壁を感じるプレイヤーには敷居が高いカジノですが、「ステークカジノ」に慣れているプレイヤーであれば、ほぼ同じ感覚で遊ぶ事が出来るでしょう。
M88カジノ・M88スポーツ
2016年に日本市場を撤退した「M88」ですが、2022年5月に日本向けサービスを再開しました。サイト内ではスロット・ライブカジノ・キノ・ロト・スポーツブックが遊べます。
「M88」では原則的に初回出金時の本人確認(KYC)が不要です。
ただ、本人確認不要を強みにしているワケではなく、単に入出金方法が少ないために本人確認(KYC)が必要ないだけと思われます。
現時点で入出金に使える決済サービスは、銀行送金(バンクトランスファー)、アストロペイ、テザー(USDT)の3種類のみ。今後決済方法が追加されることで本人確認手続きが必要となる可能性もあります。
まとめ
本人確認不要カジノは大部分が仮想通貨決済
ここまで掲載してきた情報をご覧になればわかりますが、最初から最後まで本人確認書類を必要としないオンラインカジノの9割が、仮想通貨(暗号通貨)による入出金がメインのカジノです。
オンラインカジノから求められる本人確認書類の提出が嫌なプレイヤーは、仮想通貨取引所などで最低一つはビットコインアドレスを持っておく方が良いでしょう。
注意点として、仮想通貨の入出金に対応していても、本人確認が必要なオンラインカジノは多く存在します。
本人確認書類の提出が必要なタイミングは各カジノで異なっており、最初の出金時に必ず必要となる場合や、ある金額以上の出金から本人確認書類の提出が必要な場合など様々です。
どうしても本人確認書類が集められないなど特別な理由があるプレイヤーは、当ページに掲載しているオンラインカジノを参考にしてプレイする場所を選んでください。
おすすめは「エルドアライト版」や「ワンダーカジノ簡易型登録」
実は、本人確認不要で遊べるオンラインカジノの多くが、日本向けサポートの面でまだまだ弱い部分があります。
そんな中で、エルドアカジノやワンダーカジノであれば日本向けサービスに強い専用スタッフが常時対応してくれるため、本題のテーマとして最もオススメできるKYC不要のカジノと言えます。
ただし、繰り返しになりますが、エルドアライト版は出金上限額が月に100万円迄と定められていたり、エルドアライト版、ワンダーカジノ簡易型共にVIP昇格が出来ない等、利用可能なサービスに制限がある点は注意が必要です。
入出金上限ナシなら「ステークカジノ」や「トラストダイス」
エルドアライト版のように、月ごとに出金上限額がある場合、月に何百万も使って遊ぶハイローラーには向かないでしょう。
そんなプレイヤーにオススメなのは「ステークカジノ(STAKE)」や「トラストダイス」です。この2つのカジノには銀行振込対応はありませんが、仮想通貨での入出金に対して上限設定がありません。
「本人確認が不要」で、尚且つ「出金上限なし」、更に「日本語サービスも展開」している点で、上記2つのカジノはオススメできます。
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